脚光を浴びたり、人からうらやましがられたり、役に立ったり、 そんなものは結果、「後からついてくるもの」であって、 結果を追い求めて、今をほったらかすと、なんかただ苦しいように思います。 今の自分が苦もなくやってのけてしまうこと(苦を楽しめること)こそ、 その人自身が最も輝いている瞬間なんじゃないかなあ。 |
夢に向かって歩くその道の途中でいろいろなものを拾うのだと思うのです。 結果、辿り着くところが変わってしまっても。 必要だから拾うのではなく、拾った結果、それがいつか必要にもなってくる。 たとえそれが仕事じゃなくてもいい。 他人がなんといってもいい。 夢中になれるものがあるってとっても、幸せだと思います。 |
他人から見てどうこうとか、関係ないんだもの。 誰かより売れているとか、出来るとか、お金があるよりも、 ちょっと前の自分より、何か少しでも、出来たり、嬉しいと感じることを 増やすことのほうに興味があるんです。 |
どんなに言葉を尽くしても、この感動そのものは伝えられない、でも伝えたい、 だから人は写真を撮ったり、詩にしたり、メロディーにしたりするんだろうなあ。 なんかそもそもの芸術って、もしかしたら「伝えたい」や単純に「表現したい」の 塊だったんじゃないかなあ。 伝えたい対象は深層心理が表面の自分にだったり、大切な人にだったり、 不特定多数だったりするんだろうけど。 |
心の支えって小さい頃は、親だったり、友達だったりの中にあって、 大人になるって事は自分の中にそれを持つって事だと思う。 孤独な人や未成熟な人はそれをいつまでも 他人にばかり求めているのかもしれない。 |
なんとかなるなる なんとかなるなる―ちょっトク文庫版 角川スニーカー文庫 より 著者: 林原めぐみ |
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